国立科学博物館の特別展「昆虫」の巨大模型「ヒトスジシマカ」の製作工程
国立科学博物館の特別展「昆虫」の巨大模型「ヒトスジシマカ」の製作工程を御紹介したいと思います。
工程
巨大模型「ヒトスジシマカ」の仮組状態。
骨組みに発泡スチロールと金属の足などを取り付けて全体の雰囲気をチェックしてます。このときにバランスが悪ければ修正します。昆虫の場合は自然に見えるかどうか。関節の具合などで不自然に見える場合があります。このチェックは結構重要です。ここでバランスが悪いのが修正できないと後々まで引きずります。
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ヒトスジシマカの骨組み。
ヒトスジシマカの体の骨組みです。なんだかわからない写真ですが、この部分で体、羽など支えてます。
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ヒトスジシマカの巨大模型完成。
FRP、塗装などを経て完成です。
ちなみに足などは外せます。
上の写真はヒトスジシマカの頭部の写真ですが、下の写真は触角部分をズームした写真です。下の写真のようにネジで取り外しができます。他の部分も(肢や翅)も外せます。